沖縄県聴覚障害児を持つ親の会

聴覚に障害をもったこどもたちに対する最適な教育と福祉及び社会生活の向上を図るための支援をし、会員相互の研修と親睦を深めることを目的としています。
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県立南部医療センター・こども医療センターへの要望

2011年7月

沖縄県聴覚障害児を持つ親の会

県立南部医療センター・こども医療センターへの要望

・人工内耳の手術を含め、先天性聴覚障害児のフォローができる医師の確保。
現在、県内において人工内耳の手術については琉球大学附属病院でしか行われていなく、他の医師の意見を聞くセカンドオピニオン等は他県に出向くなど時間的、経済的に負担が大きいのが現状です。県内で気軽に相談ができ、安心して治療を選択できるよう専門の医師を確保してください。


・小児に対応できる言語聴覚士の配置
先天性聴覚障害児の言語訓練等ができる公的医療機関が琉球大学附属病院しかなく、他には1~2の小規模開業医でしか行われていないのが現状です。とりわけ先天性の聴覚障害を持った子ども達にとって早期の言語訓練が療育、教育、QOLの面からも大変重要になってくると言われています。成人の言語機能訓練とは性質上大きくことなることから専門的な教育、実習等を積んだ言語聴覚士を配置してほしい。


・手話通訳者(士)の配置
公的医療機関では、那覇市立病院での配置(曜日指定)しかなく、他の医療機関等では皆無です。問診や説明を聞く際、児の場合は保護者が一緒に聞くことになりますが、保護者でも十分に手話を使いこなせない人の方が圧倒的に大多数です。保護者は理解できてても当の治療を受ける当事者の子どもが十分に理解されないまま治療が進んでいくため不安を抱くことが多いそうです。しっかり、ICを行う意味でも手話通訳者(士)を配置してほしい。
※成人部門でも大事なことです。


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Posted by 沖縄県聴覚障害児を持つ親の会 at 2013年04月10日   16:38
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